企業理念
一、私達は地球の自然の中に生かされているという理念のもと、自然を考慮した
材料・設計・施工を意識します。
一、私達は施主様それぞれの理念・スタイル・夢を形にするべく、
妥協することなく共に家造りをさせていただきます。
一、私達は安心・安全を最優先に施工管理します。
一、私達は御客様と一生をかけての御付き合いをさせてもらうべく、
アフターメンテナンスにもご協力させていただきます。
一、私達は代々に伝わりし古の技術・史観・教養を継承し、
後世に伝承するとともに御客様と共に育ちゆく人となります。
沿革
- 昭和
- 26年 先代・中山利夫が、先々代・父・故浦辺理盛(県選定保存技術保持者第1号)に師事
- 45年 中山建設創立
- 58年 先代・中山利夫「阿波の名工」に認定される
- 平成
- 元年 先代・中山利夫「現代の名工」に認定される
- 14年 現代表・中山康博に引継ぐ
- 18年 有限会社番匠中山設立
- 21年 先代・中山利夫「県選定保存技術保持者第2号」に認定される
- 現在に至る
番匠とは
「番匠(ばんしょう)」とは、建築技術者すなわち今でいう大工のことで、その番匠が使う道具の一つに墨壷がある。墨壷は、木材を削ったりする前の墨付けをする道具で、奈良時代から使われていた。墨付けによって工事が始まり、仕事の良し悪しも墨付けで決まることから、墨壷には工事の安全と成功を祈る番匠の願いが込められていて、もっぱら機能性が求められる他の道具とは異なり、精神的な意義があり、造形的な美しさをもつものが多い。
また、建築工事では、工程上の節目ごとに無事成就を祈り、進捗を祝う儀式が行われてきた。なかでも、木造りを始める前の釿(ちょうな)始め、軸組が組み上がったときの棟上げは、番匠にとってとくに重要な儀式であり、御幣や弓矢を飾り、供物を供え、儀式用に調えられた墨壷や曲尺(かねしゃく)・釿などの道具を使って厳粛に行われる。